間違ってばかりいるのはストレスがたまっているから
何かやる気になれない。
真面目に物事に取り組む気になれない。
よくわからないのだけれど、シラケてしまう。
こういう心理状態におちいっている時、実はわたし達には自分では何となく自覚できないストレスがかかっている。
つまり、ストレスのためにやる気が出ないのだ。
また、何か生きているだけで間違いばかりしてしまう。
こういうことをしていてはいけないのに、ついついやってしまって(言ってしまって)墓穴を掘っているよな〜何でだろう〜?という時も、もはや手遅れなくらいストレスがたまっている。
よく、われわれは真面目に物事に取り組めない人に対して
「なってない!」とか、
間違いばかりする人を
「アイツはバカだ!」
と、言い捨てて問題の根源に気づこうとしない。
問題はそういう状態の人の心理の底には、とてつもないストレスがたまっているということに気付いてあげるべきなのだ。
そして、そのストレスが何であるのか言語化するといい。
絵画による表現もいい。
音楽による表現であれ、非行やグレる、反抗するという行為であれ、何らかの形で気付き、そして発散する行為が必要となる。
それらがない者は、将来、精神的な病気という形でそのストレスのエネルギーを発散する。
病気になった場合は、自分が病気の原因に気づかないと治らない。
ぼくは、典型的なあらゆるストレスをためこむ派で、小さな頃から間違いばかりしていた。
中学生の頃から、何か違和感を感じ始めた。
ストレスもかなりたまっていたようである。
高校生になると、いよいよ抑圧していたストレスがいろいろな精神的な症状として出てきた。
最初はストレスで勉強が頭に全く入らなくなった。
対人関係が築けなくなった。
授業中、ヒステリー球に悩まされるようになった。
何もかもうまく回らなくなってしまった。
毎日がつまらなく暗い表情で、覇気もなく、常に何かが違う感じ。
でも、何をどうすればいいのかわからない。
このままではいけない。でも、時間ばかりが過ぎていく・・・。
そうして、高校を卒業して○十年の月日が経ってしまった。
もう、人生も先が見えた頃に、こんな当たり前の大切なことに気づいたわけだ💦