母親はノイローゼ
ぼくは強度のマザコンです。
ぼくの母親は、非常に過保護で、ぼくを甘やかして育てました。
また、過保護と過干渉は矛盾するものだと言われていますが、母親のぼくに対する過干渉は、尋常ならざるものがありました。
ぼくは、完全に母親の支配下に置かれ、いいように扱われ、その結果、自分一人では何もできないクズ人間になりました。
結論から言うと、母親自身がノイローゼで、自分がノイローゼであるという自覚のない人です。
正確には、母親自身もアダルトチルドレンなのです。
本人は、ほんのすこしだけ自覚があるのかもしれません。が、
それを認め始めると、いろいろややこしい事態になりそうだと分かり、その事実にはぴたっとフタをしてしまいました。
現在は、ぼくのすべてのダメな部分は、ぼくの父からの遺伝だということにして、自分のアイデンティティを守っています。
そろそろ、母親の人生にも終わりが見え始めていますが、最近はどうやらボケてきたようです。
真実から目をそらし、混沌の中に逃げ込もうとしています。
母親の意識がはっきりしているうちに言っておきたかった。
あなたは、ノイローゼなのだ!と。
あなたが歩んだ不幸な人生、それは全部あなたが自ら招いたことだったのですよ!と。
でも、もうそれもできません。
残念です。